シンガポールには蚊がいない！？ [シンガポール]
シンガポールにも蚊はいます！
しかし、インドネシアやマレーシアなどの熱帯の近隣諸国に比べれば圧倒的に少ない。
デング熱などの蚊を媒介とする伝染病の予防のために、
政府が蚊の駆除に積極的なのが原因です。
何をするかというと下のように住宅地では週に1,2回、薬の散布をしています。
そのほかに、ベランダのプランターの受け皿に水をためるなど
蚊の発生原因を作った場合は政府から高額の罰金が科せられるようです。
（役所の職員が調査にやってきます！）
ということで公園などに行くとまた状況は違いますが、
コンドミニアムの敷地などでは「ここはホントに熱帯地方か？」というぐらい
ほとんど蚊には遭遇しません。
そういえばインドに行ったときに、車に乗るたびに蚊が何匹も車にはいっていて
（デング熱の恐怖におびえながら？）蚊の退治にやっきになったものです。
社有車でも運転手の仕事は「人を運ぶこと」ということで、待機中はエンジンを
かけるのは禁止されているケースがほとんどで、短い冬の間以外は暑いので
運転手は窓を開けっぱなしにして昼寝してます。
その間に蚊はどんどん侵入するのです。
ということでさっき退治したばかりなのに、客先での打ち合わせを終えて
車に戻るとまた蚊と格闘！
そういう意味でも過酷な国です・・・。
シンガポールの話に戻りますが、これほど大量に薬をまいて人間には影響しないのか？
調べようがないのでわからないんですが、ないことはないでしょうね。
近くで撒いてると臭いも相当きついです。
狭いシンガポールには農業はないので、食べ物を通じて身体に取り込まれる
可能性は低いんですが、やっぱり何らかのルートで摂取してしまう危険性はありそう。
一番危険なのは薬を撒いている人でしょうね。
マスクはしてますが肌は露出してます。
こういう作業は外国人労働者が担っているのがシンガポールの現実・・・。
蚊がいないのは助かるけれど、確かに薬の影響が心配ですね。伝染病の危険と天秤にかけて、そちらの方をとるという感じでしょうか。薬を撒く外国人労働者の方がお気の毒です。他に対策はないのかな…難しいですね。
by tanpopo (2010-04-22 03:44)
ずいぶん大量に散布している感じですね。
しばらくは小さい子供は近づけないほうがよさそう。
by さえ (2010-04-22 14:13)
いや。。。これは絶対人間にも害あるでしょ。。。
なんか昔、小さい頃にあった空中散布を思い出します。
今は、もう空中散布なんてやらないですよね・・・
by seiji (2010-04-22 14:51)
どの国でも面倒な仕事を引き受けさせられるのは、立場の弱い人で．．．
ほんとに心配になりますね。
by YAP (2010-04-22 20:55)
マンションも高い階になるほど蚊が少なくなると聞いたことがありますが、
どのくらいまで飛んでくるんでしょうねぇ。
下に水色のプールみたいなの、見えますが、こんなそばで散布してるなんて、そこで泳ぐというのも怖いかも。
我が家は一時帰国のたびに蚊取り線香買ってます・・・。
by Inatimy (2010-04-23 20:35)
tanpopoさん、
この地域ではデング熱や脳炎などの伝染病はシリアスです。
政府も必要に迫られてやってると思います。が、もっといい方法があると
いいんですけどね。
さえさん、
見てると煙まみれです。
平日昼間なので普段は目にしないんですけど。
seijiさん、
芝生や植え込みなどをねらってやっています。
YAPさん、
引き受けさせられているわけではないと思うんですが、賃金と仕事内容の
バランスで、外国人労働者にまわってくるんでしょう。
Inatimyさん、
プールもあります。
浄化槽もちゃんとついていますが、影響はどうなんですかね。
by Jalana (2010-04-24 11:53)
へぇ～、週に数回も薬を散布するんですねぇ。
しかも、自宅の植物の受け皿までチェックしにくる
徹底ぶりは相当ビックリです。
やはり、湿度の影響もあるのでしょうかね。
っていうのは、ハワイで蚊に遭遇したことがないので
シンガポールとの違いは地域性と湿度かな、と。。。
by うっしー (2010-04-25 07:49)
うっしーさん、
自宅に調査に来たのは２年間で１回だけですが、そこまでやるのは徹底してます。
ハワイって行ったことないですが蚊がいないんですか。
なにか蚊が繁殖する条件があるんですかね。
by Jalana (2010-04-28 23:39)