ラスベガスとJALのファーストクラス [旅行]
1年ぶりにラスベガスに行ってきました。
シンガポールからだとシンガポール航空を使ってシンガポールからロサンゼルスまで飛ぶというのがいちばん便利なルートなのですが、運賃が高くてそれは断念。変わりにJALで日本を経由してそこからロサンゼルスに飛ぶルートを選択しました。
シンガポール→成田が約8時間。
成田→ロサンゼルスが約10時間。
ロサンゼルス→ラスベガスが約1時間。
で、乗り継ぎ時間も入れると、ほぼ丸1日の移動時間。疲れた~!
不景気の影響か?
LAからベガスへのフライトは空席が目立つし、ラスベガスの空港のBaggage Claimのホールも心なしかいつもの喧騒は感じられず、また空港からのタクシー待ちの行列がいつもの半分以下です。
上の写真はParisですが、泊まったのはとなりのBally's。
朝早くに起きて(時差ぼけで目が覚めて)窓のある西側を眺めると、朝日が遠くのホテル(Rioかな?)の外壁に反射してこちら側を明るく照らします。
ラスベガスでは年間を通じていろんなコンベンションが開かれて、仕事で訪れる日本人の方も多いと思います。聞くところによれば一般的にはそうしてやってくる日本人はホテルでそれほど歓迎されないらしい。
ラスベガスのホテルは、宿泊費に加えて併設するレストランやショップ、それにショーやカジノから収益を上げるわけですが、仕事でやってくる日本人が多く泊まっている期間はカジノの収益がガタ落ちなんだとか。日本人が勝ちまくっている(!)わけではなくて、勤勉な日本人はみんな仕事で疲れて(?)カジノはやらないんでしょうね。それにランドリーの量が増えて手間がかかるっていうのもネガティブ要因なんだそうです。日本人はキレイ好き(?)。
そんなこと聞いてしまったら日本人としてはやらないわけにはいかない!!
夜な夜なカジノに繰り出すことにします。
そして例年のごとくこれをゲット。
これらは、とあるテーブルでブラックジャックをだす(つまり手札が最初から21になる)たびにもらえます。2枚が同じマークなら実際にカジノで使った使い古しのカード、違うマークならネックレスです。
しかし、、、収支の方は最終日の大負けでマイナス!!
ホテルの収益に貢献してしまったのでした。
ちなみにラスベガスの去年からの変化。
Winnの近くに(たぶん去年はなかった)Encoreホテルができてました。
今回、ラスベガスにいったら買おうと思っていたものがありました。
一般的にはアメリカブランドのCOACHなんかを買い込んで帰る人が多いようですが、私が目指したのは郊外のスポーツショップ。
息子の誕生日に野球のグローブを買ってあげる約束をしていたのですが、シンガポールでは品数が少なくて価格も高いため、「今度アメリカに出張したときに買ってくるから。」ということにしたのでした。
タクシーに乗ってSport Chaletという店に行きましたが、これが予想以上に遠かった。片道50ドル近くも払ってしまいました。(もっと近いところにも別の店があったのに・・・。)ちゃんと調べておけばよかった。結局、高い買い物になったぞ。
店自体はホントにものすごく大きくて、スポーツ用品ならなんでもそろうといった感じ。見て回るだけでも楽しくて、何時間も時間をつぶせてしまいそう。子供用のグローブの品揃えも充実しています。じっくり選んで買いました。
ちなみにだいぶ遠いところまで来たので、また帰りにタクシーを呼ぶのもたいへんだということで、交渉してそのタクシードライバーに買い物が終わるまで待っててもらうことにしました。待機中は時間のメーターを止めてくれたし、まあまあ良心的だったかな。
なんだかこんな話ばかりだと遊びで来ているような印象を与えてしまいますが・・・、ラスベガス滞在中にゴルフをする機会がありました。ホテルから車で40分ほどのところにあるLas Vegas Paiute Golf Resort。
ラスベガスには立派なゴルフ場が多いと聞きますが、ここもなかなか。
砂漠にゴルフ場を作ること自体、もう完全に人工の造詣以外の何物でもないんですが、それにしてもきれいなコースです。毎日の芝生への水やりなどメンテナンスにはかなりの費用がかかっているんでしょうね。
グリーンの向こう側から山の方に向かっては砂漠。
砂や小石の大地にサボテンやブッシュが生えています。
最後の話題は帰りのフライト。
昨年JALのマイレージステータスがサファイアに達したので、いくばくかのかのアップグレードポイントをもらいました。しかしシンガポールにいる間はそれほどJALの利用機会は多くないのです。期限切れになる前に使ってしまおう、ってことで帰りのロサンゼルス-成田間でアップグレードポイントを使ってファーストクラスに上げてもらいました。
このチケットがあればセキュリティーチェックも別レーンに通してくれてあっという間に最前列へ。お金払う人への(私が払ってるわけではありませんが)待遇は手厚い。もっとも不景気の影響か、いつも混雑するLA空港のセキュリティーレーンもそれほどの混雑はしていません。
めったに乗れないファーストクラスですが、機内では写真を撮るのを忘れてしまいました。
ファーストクラスは、シートの設備や食事や飲み物のクオリティーが高いのももちろんいいところなんですが、シートが独立していてプライバシーが守られるし、ビジネスやエコノミーのように決まった時間に食事がサーブされるわけではなく、リクエストに応じて個別に食事の準備をしてくれるので、自分のペースで機内での時間を過ごすことができます。
ふつうにファーストクラスに乗ると料金はおそろしく高いわけで、利用するのは金持ちの見栄ってのもあると思いますが、会社の経営者や芸能・スポーツ選手などの有名人が利用するのはそういう理由なんでしょうね。
サービスの中でいいと思うのが、パジャマのような上下の衣服を提供してくれること。
長時間のフライトだと寝ている間に着ている服がしわくちゃになったり、汗をかいたりで不快なことが多いですが、これだと気にせずリラックスできます。着替えるのが面倒というのはあるんですが、やっぱりメリットは多い。ファーストクラスに慣れていると思しき人は乗ってすぐにトイレに着替えに行ってました。
次にファーストに乗るチャンスは訪れるのだろうか・・・?
お疲れ様でした~
ファーストクラス・・・見たことない・・・
ファーストクラスがあるのは日系航空会社の利点ですよね。米系も欧州系もファーストほとんどなくしていますよね。
こんなパジャマを貸してくれるんだ・・・着替えるのもへっちゃらってことですよね。
by seiji (2009-04-27 11:54)
席で着替えられるほどのセパレートではないのですね。
ファーストのトイレはきっと広くて着替えやすいんだろうなあ。
by めぎ (2009-04-27 15:22)
長距離フライトお疲れ様でした。ラスベガス一度いってみたいのですが、チャンスがありません。野球の道具、私もオーストリアに居たときに、一時帰国のついでで日本で調達したことがあります。ファーストクラスはビジネスよりもさらにお酒がいいのでは?シートも本当のベッドのように180度まで倒れて足が楽そうです。
by hideyuki2007y (2009-04-27 16:35)
seijiさん、
貸してくれるというか、お持ち帰りいただけますと書かれていたので
持って帰ってきました。写真は家で撮ったものです。
めぎさん、
シートが独立しているとはいえ壁があるわけではないので、
そこで着替えるのはちょっと・・・。
トイレはものすごく広いわけではないですが、ちゃんと着替え用に
靴を脱いで乗る収納式の台が装備されています。トイレの窓が新鮮。
hideyuki2007yさん、
酒もおいしそうなのが並んでましたよ。
銘柄を変えつつ、ワインと日本酒を飲んで過ごしました。
シートも完全にフラットになります。お願いするとそこにマットを敷いてくれて
掛け布団を持ってきてくれます。
by Jalana (2009-04-27 23:30)
ビジネスに乗っただけでも嬉しくて浮き足立ってしまう私なので、
ファーストなんて雲の上。
でも、小心者だから、ひとり、食事がしたいだなんて言い出せないかも・・・。
どうも気兼ねして、荷物を上にあげてもらうのも頼めないんですよねぇ。
by Inatimy (2009-04-29 16:49)
ファースト、一度でいいから体験してみたいです(^0^)
by うっしー (2009-04-29 17:46)
Inatimyさん、
実際そういう心理もありますね。
ビジネス・エコノミーに比べてCAひとりあたりの客の数が少ないとは言っても
細かいことでいちいち呼びつけてお願いするってのは気が引けます。
やっぱり分不相応なんですかね。
うっしーさん、
アメリカ国内線のファーストってのもありますが、国際線のファーストのサービス
はやっぱり違いますね。
かつて旅客機ができた頃はビジネスクラスのみだったそうです。(そう呼んだか
どうか知りませんが、高くてビジネス用途でしか使えない。)
後に観光客向けにエコノミークラスが設定されたんだとか。
by Jalana (2009-05-02 12:40)
ラスベガスはすごい勢いで変化していますね。
私も2年半ぶりに行きましたが、建設中のホテルが多いことに驚きました。
by YAP (2009-05-03 09:58)
YAPさん、
建設中の建物は相変わらず多いのですが、噂によると昨今の不景気で
外装までやって、内装の工事を中断しているところも多いんだとか・・・。
by Jalana (2009-05-03 11:01)