SSブログ

スマトラオオコンニャク(ショクダイオオコンニャク)、開花か!? [シンガポール]

シンガポールにあるボタニックガーデンでの今月初めのできごと。

広大な植物園なのですが、ここでスマトラオオコンニャクという
植物が栽培されています。(別名、ショクダイオオコンニャク)

名前の通りインドネシアのスマトラ島のジャングルに自生する植物ですが
その生態が面白い。(すべて妻からの伝聞。)

大きな葉が育っては萎れ、育っては萎れを繰り返しながら、
およそ7年間、地中の球茎(イモ)を巨大に成長させ、
その栄養分を使って最後の7年目に2日間だけ生殖のために花を咲かせます。

今年がちょうど7年目。
ボタニックガーデンでも開花を迎えるのは初めてのことだそうです。

噂を聞きつけて夜に行ってみましたが、まだまだ時間がかかりそう。

DSC09943.JPG

数日間は様子を見に来る人が絶えなかったようです。

DSC09909.JPG

妻は毎日のように様子を見に出かけていましたが、報告によれば大きな動きなし。

でも少しだけ開いたか?

DSC09954.JPG

係員の人たちが測定しています。

Amorphophallus titanum 099.jpg

最終的にはこれが1.5メートルまで開くらしいです。

さらに翌日。

DSC09985.JPG

いよいよか?[ひらめき]

ところで花が開くと、強烈な腐臭がするんだそうです。
このときも強烈とは言わないまでも臭ってます。
その臭いが虫を集め、集まってきて花の中に落ちた虫が受粉の手助けをする
という仕組みです。

 

しかし・・・!

DSC09987.JPG

完全開花を前にして、敢え無く萎れてしまいました。[もうやだ~(悲しい顔)]

こういうこともあるんだそうです。

残念ながら開花は見られず。

ところで地中のイモはどうなってるんだろ??
鉢植えにしたのがよくなかったんじゃないの?と疑ってみたりして。

 


タグ:Titan Arum
nice!(6)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 6

コメント 6

YAP

この花ですが、たぶん今年の夏に、日本のどこかの植物園で話題になってたやつと同じだと思います。
開花を見るために、数日前からすごい賑わいだったみたいです。
こちらのシンガポールのほうは、途中で萎えちゃったのは残念でしたね。
by YAP (2010-12-21 07:46) 

seiji

どんな花が咲くんだろう?ってブログの記事の進むのを楽しみにしていたのですが。。。萎えちゃったんですね、なんだかとっても残念。
一体どんな花が咲くんでしょうね。
地中の中も興味あります。名前のとおり、こんにゃくのような芋になるんですかね。。だれか掘り返さないのかなぁ~

by seiji (2010-12-21 14:47) 

Inatimy

これって、7年に1度しか咲かないって、さっき知りましたが、
また7年後、楽しみに待つしかないんですねぇ・・・レポート期待してます♪
by Inatimy (2010-12-22 00:20) 

Jalana

YAPさん、
日本でも栽培されていたんですね。
期待しただけに残念です。

seijiさん、
いもの方はぜひ見てみたいですね。
食べられる???

Inatimyさん、
7年後は絶対ここにはいません。
完全にチャンス逃しましたね。
by Jalana (2010-12-23 01:14) 

めぎ

・・・ということは、この植物にとっては、7年間もがんばって生きてきたのに生殖できなかったということですね・・・それはまたお気の毒ですねえ。
by めぎ (2010-12-23 04:37) 

Jalana

めぎさん、
噂によるとまた何年かしたら(?)再挑戦のチャンスがあるとか!?
by Jalana (2010-12-24 18:59) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。