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転職のワケ(7)最終回スリランカへ [転職]

前回までのお話し
 
 
 
いよいよ転職・起業話は最終回です。
 
実は転職のワケがもう一つありました。
前回までの様々なこととタイミングを同じくして、
前職で早期退職の募集があったのです。
 
業績悪化による構造改革のひとつとして
主に45歳以上が対象。
 
年齢はぴったりはまってます。
(会社にとっては重荷の世代ってことですね。) 
 
退職金もかなりの額が上乗せされるし、
起業の門出にはもってこい。
 
 
『将来アジアで仕事をしたいと思っていた』 
『副業の不動産投資が軌道に乗った』
『いっしょに起業する人とめぐり会った』 
『スリランカとのコネクションができた』
『早期退職が募集された』 
『家族の理解が得られた』 
 
 
ここまでに挙げた事象のひとつでも欠けたら
転職してたかどうだか微妙なものですが
同時期に重なるときは重なるものです。
 
導かれている気さえしてきます^^ 
 
P1250234.JPG 
 
何はともあれ、幸せな未来を信じて
スリランカ でがんばります!
 
 
スリランカ情報、当ブログにて引き続き発信していきます。 

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転職のワケ(6)転職の障害と大きな関門 [転職]

前回までのお話し
 
 
私の年齢は40歳代後半です。 
 
転職の話をしていると、 
「よくその年齢で会社を辞める決断しましたね。」 
と言われます。
 
かなり大手の企業だったということも影響していると思いますが
私は別のことを考えていました。
 
もうあと数年もすれば50歳代に突入します。
そうなったときに
今のバイタリティモチベーション
果たして維持できているのかな?
 
つまりチャレンジを思い立った今がチャンスなんじゃないか?
 
別の言い方だと、今がラストチャンスなんじゃないか? 
 
 
安定しているといわれる前の会社ではありましたが
人事制度的には55歳になると役職定年といって
いったんすべての役職から降りる、という仕組みでした。
例外はありますが55歳からはヒラでやっていくわけです。
 
もちろん給与も下がります。 [ふらふら]
 
役職がすべてじゃないと思っていますが、
一方でそれ以降も幸せにやりたい仕事が続けられるのかな 
というのは将来的な不安要素ではありました。
 
その時になって、「あのころやっておけばよかったな。」
と思うようなことは避けたいな、と。 
 
このあたりの未来予測も今回の転職の決断に影響してるかな。。。 
 
 
DSC02569.JPG 
 
 もう一つ大事なのが家族のこと。
 
前の会社にいたときに転職が話題になると
 
「うちはまだ子供が小さいから転職できないんだよね。」
 とか、逆に
「うちは子供がもうすぐ大学なので冒険できないな。」
 
とかいう話をよく聞いていました。
 
その場ではなんとなく納得してしまいそうなんですが、
これって結局、
 
チャレンジしないのを家族のせいにしてないか? 
 
仮に、父親が家族のせいでやりたいことを
我慢していると知ったら家族は幸せか?
  
とはいえ生活の基盤を失ってしまっては
幸せなものも幸せではなくなってしまうので
そのリスクを少なくしようとして取り組んだのが
不動産投資
だったのです。 
 
 
 
ところで家族のせいにはしないと言いながらも
家族の同意は大事です。
 
ある日、妻に考えていることを打ち明けました。
 
すると帰ってきた言葉は、
 
「やりたいんだったらやったら。」 
 
実際はかなり自分でも悩んでいて、
反対されたらきっぱりあきらめようと思っていただけに
驚きのひとことでした。 
 
聞いてみると、
「今まで海外赴任したり不動産投資を始めたり
 その時点でやりたいことやってきてるけど、
 ちゃんと成功してるみたいだし、
 今まで通りやっていいんじゃない?」
 
意識しないうちに家庭内での信用が高まってた! 
 
 
それからはとんとん拍子に話が進みました。
 
 
 
ふりかえって今言えるのは
年齢家族はチャレンジしない理由にはならない。」 
  ということです。
 
 
 
 

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転職のワケ(5)ここなら暮らせるかも [転職]

前回までのお話し
 
 
 
シンガポール駐在時代はスリランカはテリトリーの一つでした。
しかし、その時ホットだったインドには数多く出張したものの、
隣国のスリランカには一度も上陸したことがありませんでした。
 
「インドと似たような国だったら
   暮らしていく自信ないなぁ・・・
 
と考えながらも、百聞は一見に如かずとばかり
週末に有給休暇をくっつけて行ってみることにしました。 
 
。。。 
 
 
「あれ、この国なら住めそうだな!」 
 
人種的・外見的にはスリランカ人とインド人は似てます。
だけどなんとなくインド人よりも穏やかな印象。
子供たちにも人懐っこさがあります。
 
もちろん観光客と見るとすり寄ってきて
金をせびろうとする輩も多数いますが、
それもインドに比べると押しが弱いかな。 
 
スリランカ国民の70%は仏教徒ということで 
根底に流れる思想のどこかに共通点があるとか??
(真偽はわかりません。) 
 
 
それに気候がいい。[晴れ]
元来暑いのが好き、寒いのは苦手なんですが、 
スリランカの気候はシンガポールと同じく一年通して30度前後。
年中、短パン・Tシャツで過ごせます。
 
あと暑い地域に特有のゆる~い時間の流れも嫌いじゃない。
(でも仕事上は、このペースの遅さに合わせるのがなかなかタイヘン) 
 
 
食事はインドと同じくカレーがメインですが、
インドカレーに比べるとスリランカカレーは 油が少なく
さっぱりしてます。
私は基本的にコメ好きなので、食事的にはOK!
 
 
 DSC_1437.JPG
 
 
総合評価として、『意外と良かった』のです。
 
 
 
とまぁ、ここまでは生活上の話。

もともとアジアで仕事していた経験から
アジア特有の仕事の難しさというのは理解しているつもりです。 
 
つまりはこのへんの話です。
 
スリランカはインドの76位よりもさらに下の83位。 
まっとうに働けばよそ者でもうまくいく,
という国ではないでしょう。 
 
事業の方の見込みはどうなのか?
というあたりを発起者に聞いてみました。 
 
 
実はスリランカ人の協力者がいて、
マスコミ登場の機会もあり国内では相当名の知れた人物である。 
宣伝に使うこともできる。 
政財界へのパイプも太い。
 
最初のプロジェクトは関係者との事前折衝が行われており
基本合意まではすんでいる。
これから具体化してインプリできる人材を求めている。 
 
 
「見込みあるかもな。。。」
 
明かしてしまうと、現段階で想定外の事態も起こっていますが
その時点の正直な感想です。
 
 
大きく育てられるポテンシャルのあるビジネスです。 
それに、インフラ面でスリランカに貢献できるということで
やりがいもある! 
 
「チャレンジしてみよう!」
 
 (東南アジアで働くつもりが、すこしずれて南アジアになりました。)
 
 
 

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転職のワケ(4)スリランカとのつながり [転職]

前回までのお話し
 
 
「なぜにスリランカ?」
 
ということで今回はスリランカのお話し。
 
ご存じない方も多いと思いますが、
スリランカではつい最近の2009年まで民族間の内戦
行われていました。 
 
しかもその内戦は1983年から26年間もの長きに亘っています。
その影響もあって、経済の中心であるコロンボ市でさえ
まだまだ開発途上という状態です。
 
イメージとしてはASEAN諸国の周回遅れ的な感じです。
そのため生活の基盤となる住宅の開発や、商業施設の開発も
まだまだこれからという状態なのです。
 
 
 
更に歴史をさかのぼります。
 
第二次世界大戦後、敗戦国日本の行く末を決めるべく
サンフランシスコ講和会議が開かれました。 
 
連合国は戦時中から日本の分割統治を計画していました。
ソ連、アメリカ、中国、イギリスが、それぞれ日本を地域ごとに
ばらばらに分割して統治する計画です。 
 
サンフランシスコ講和会議において、日本に対する強硬姿勢の
流れを変えたといわれるが、スリランカ代表として会議に参加していた
J.R.ジャヤワルダナ蔵相(のちの大統領)の演説なのです。
 
仏陀の言葉を引用して
「憎悪は憎悪によって止むことはなく、慈愛によって止む」
と説き、スリランカは日本への賠償請求を放棄しました。 
 
この演説は各国の賛同を得て、日本の戦後の再出発の道筋を作りました。
また結果的に分割統治案は廃案となりました。 
 
つまり戦後の日本の発展にはスリランカが影響しているのです。
今日でも日本からスリランカへの国際援助額が多いのも
こういった歴史背景が影響しています。  
 
DSC_0976.JPG 
 
 
いささか大仰ではありますが、
-歴史的に恩のあるスリランカに恩返しがしたい。
-日本とスリランカの架け橋になりたい。
 
という理念が、スリランカで起業!に賛同した理由です。 
 
 
 
 

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転職のワケ(3)出会い [転職]

前回までのお話し
 
 
 
 
収入源ががあれば好きな仕事ができる
 
とはいえ、以前から
転職してまでやりたい "なにか"
があるわけではありませんでした。 
 
前職も好きでしたしね。 
 
でもいつも心の隅に引っかかっていたのは
中学時代の恩師に言われたひとこと。
 
「あなたたちが未来を作っていかなければならない。
  世の中の役に立つ仕事をしてほしい!」
 
まあ、卒業式や終業式に言われる一般的な訓示だとは
思いますが、好きな先生だっただけに
素直に「そうか!」と思ってしまったのです。 
 
いつも考えているわけではないですが、
大学進学時や就職を決める際には
なんとなく思い出したりしていました。
 
前職はというと、家電製品関係の仕事で
イノベーティブな製品を世の中に送り出すことで
世の中に貢献してきた!という自信はあります。
 
ただやっぱり扱っている商品はどちらかというと
エンタテイメント寄りなわけで、
世の中は豊かになるけど、
これがないと生活できないわけではない。 
 
時々考えていたのはこういうことでした。 
 
 
そんなとき、、、
副業で不動産投資をしていた関係から知り合った
その道で著名なコンサルタントが、
南アジアのスリランカで不動産関連の起業をしようと
しているのを知りました。。
 
DSC_0550.JPG 
 
「なぜにスリランカ?!」
 
というのがまず最初の感想。 
 
 
 

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転職のワケ(2)不動産で副収入 [転職]


転職のワケ(1)(リンク) からの続き。

 

シンガポールで仕事をしていた6年ほど前にある本を読みました。

本を読んだら儲かった(リンク)

 DSC02572.JPG

『金持ち父さん 貧乏父さん』

遅まきながら、これを読んでお金を働かせることの重要性に気付きました。

それに、
仕事と収入源がひとつなら好きではない仕事に縛られるが
別の複数の収入源を作ってしまえば
好きなことを仕事にできる

(↑表現は変えてます)これにビビっと来てしまったのです。

仕事は楽しんでしていたつもりですが、
それでもサラリーマン生活が長くなると、納得できない仕事や 
積極的にやりたくない仕事というのが増えてくるのです。

 

それからというもの不動産投資関連の本を棚買いレベルで大量に買い込み
数万円のネット教材を買い、ひたすら勉強しまくりました。

今すぐ転職することはないにしても、
この努力は無駄にはならない! と信じて。

 

サラリーマンの不動産投資が増えたのは、
やはり『金持ち父さん・・・』が出版された2000年代初頭です。

で、私が思い立ったのは2011年ごろ。
正直、おいしいところは既に先人にだいぶ持って行かれた感じでした。

やっぱり何事も行動が早いと得するみたいです。

それでも2008年のリーマンショックで
いったん物件価格が下がったこともあり、
必死に探せばお宝も発掘できるというような時期でした。

不動産投資ブログではないので、
このあたりの詳細は今回はバサッと省きますが、
それから2年間でかなりの家賃収入が確保できるようになったのです。

 

ちなみに念のために書いておきますが、
勉強したり実際に不動産関連の活動をするのは、
会社からの帰宅後や土、日のみです。

時々業者から電話がかかってくるようなことはありましたが
急ぎでなければ業務時間外にかけなおすようにしていたし
サラリーマン業務には影響与えてません。

代わりにテレビを見る時間はほとんどなくなりましたね。
(それからブログ更新の時間も無くなりました^^) 

 

会社を辞めても のたれ死ぬことはない
状況を作ることができた。

これが今回の転職のたくさんある動機のうちのひとつ。  

 

転職のワケ(3)に続く(リンク)


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転職のワケ(1)アジアへの想い [転職]

40歳代後半。 

25年間勤めた大手電機メーカーを辞めて転職しました。 

「なぜ?」とよく聞かれますが、一言では説明できない思いや考えがあります。 

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思い返すと7年前からレールの分岐点に
差し掛かっていたのかな?

シンガポールに赴任したころです。

20代でのヨーロッパに続いて、人生2度目の海外赴任でした。

それまでは欧米を中心としたビジネスに関わっていましたが 
シンガポールに赴任して東南アジアを中心としたビジネスに関わってみると
そのダイナミズムにはまってしまいました。

簡単に書いてしまうと、マチュアなマーケットではない分、
『まだやられていないことが多い』、 潜在需要が大きく、
試してみたことに対して『結果が大きく出るのが楽しい』
などなど。 

それと日本も属するアジアということで、
『日本人が働きやすい』『リスペクトされやすい』というのは、
欧米に比べると確実にあると思います。

すべてのアジアの国がそうだというわけではありませんが、
気持ちの上でも活動しやすい環境なのです。

 

そんなこんなで、
海外赴任の任期が終わって日本に帰ったとしても
いずれまた東南アジアに戻りたい、という気持ちは
膨らんでいたと思います。

それに家族もシンガポールの生活をずいぶん気に入っていたし。 

 

「東南アジアで仕事したい」

これが今回の転職のたくさんある動機のうちのひとつ。 

 

続きは次回にて。 

転職のワケ(2)へ続く


タグ:アジア 転職
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