転職のワケ(5)ここなら暮らせるかも [転職]
前回までのお話し
シンガポール駐在時代はスリランカはテリトリーの一つでした。
しかし、その時ホットだったインドには数多く出張したものの、
隣国のスリランカには一度も上陸したことがありませんでした。
「インドと似たような国だったら
暮らしていく自信ないなぁ・・・」
と考えながらも、百聞は一見に如かずとばかり
週末に有給休暇をくっつけて行ってみることにしました。
。。。
「あれ、この国なら住めそうだな!」
人種的・外見的にはスリランカ人とインド人は似てます。
だけどなんとなくインド人よりも穏やかな印象。
子供たちにも人懐っこさがあります。
もちろん観光客と見るとすり寄ってきて
金をせびろうとする輩も多数いますが、
それもインドに比べると押しが弱いかな。
スリランカ国民の70%は仏教徒ということで
根底に流れる思想のどこかに共通点があるとか??
(真偽はわかりません。)
それに気候がいい。
元来暑いのが好き、寒いのは苦手なんですが、
スリランカの気候はシンガポールと同じく一年通して30度前後。
年中、短パン・Tシャツで過ごせます。
あと暑い地域に特有のゆる~い時間の流れも嫌いじゃない。
(でも仕事上は、このペースの遅さに合わせるのがなかなかタイヘン)
食事はインドと同じくカレーがメインですが、
インドカレーに比べるとスリランカカレーは 油が少なく
さっぱりしてます。
私は基本的にコメ好きなので、食事的にはOK!
総合評価として、『意外と良かった』のです。
とまぁ、ここまでは生活上の話。
もともとアジアで仕事していた経験から
アジア特有の仕事の難しさというのは理解しているつもりです。
つまりはこのへんの話です。
スリランカはインドの76位よりもさらに下の83位。
まっとうに働けばよそ者でもうまくいく,
という国ではないでしょう。
事業の方の見込みはどうなのか?
というあたりを発起者に聞いてみました。
実はスリランカ人の協力者がいて、
マスコミ登場の機会もあり国内では相当名の知れた人物である。
宣伝に使うこともできる。
政財界へのパイプも太い。
最初のプロジェクトは関係者との事前折衝が行われており
基本合意まではすんでいる。
これから具体化してインプリできる人材を求めている。
「見込みあるかもな。。。」
明かしてしまうと、現段階で想定外の事態も起こっていますが
その時点の正直な感想です。
大きく育てられるポテンシャルのあるビジネスです。
それに、インフラ面でスリランカに貢献できるということで
やりがいもある!
「チャレンジしてみよう!」
(東南アジアで働くつもりが、すこしずれて南アジアになりました。)
スリランカでしたか。
その辺りからドイツにたくさん移民が来てて、私の教えている学生にも毎年何人かいますよ。
by めぎ (2016-02-04 22:09)
腐敗度ランキングが気になりますね。
そういうのを見てしまうと、先入観ですべての人が怪しく見えてしまいそう。
そういう見方はよくないと思いますが、自分の人を見る目にそこまでの自信がないしなあ。
by YAP (2016-02-05 09:33)
めぎさん、
スリランカから移民ですか。
文法の語順的にシンハラ語と日本語って似てるらしいですね。
YAPさん、
日本の商慣習的にも多少はありますけどね。便宜を計るってやつ。
ランキングの低い国は、それがわりと公然と行われる気がします。
by Jalana (2016-02-08 17:37)